8月上映「被ばく牛と生きる」

2018年07月26日
8月のつきいちシネマ上映会は「被ばく牛と生きる」です。

7月に上映した「ある精肉店のはなし」に引き続き、肉牛をめぐるドキュメンタリー映画です。

福島の畜産農家さんたちが原発事故の後、たどってきた5年間を追ったもので、104分とやや長めですが、それぞれの農家さんをきちんと描くには、これだけの長さが必要、と感じました。

7月の上映会には、牛を飼っている方、獣医さん、牧場経営に向けて勉学中の学生さんなどが来てくださったのですが、8月の映画もあわせて観て頂いて、お話も伺えたらとっても嬉しいです。

辛い場面が続く映画ですが、今もなお起こっていることであり、これからも続いていくこと。

高山・飛騨でも豪雨があったばかりですが、当たり前と思っている日常の脆さを痛感させられます。

今回、監督の松原保さんが来場され、すべての回で監督のミニトークがありますので、お時間の余裕をもってご来場ください!


8月上映「被ばく牛と生きる」




作品を通しての監督からのメッセージ(公式HPより一部抜粋)

この映画は、人の営みの全てを経済的観念で取り込もうとする現代社会へ疑問を投げかけています。

大きな産業がなかった福島の浜通りに原発を誘致し、雇用を生み、潤沢な原発関連の補助金で生活を豊かにさせる。

一時期、原発立地町の大熊町は日本で一番裕福な町と言われていました。

しかし、その結果が今の現実を生みました…世界全体が『豊かさ=幸福さ』と信じて、経済成長第一主義で走り続けています。

飽くなき成長主義を唱え続ける世の中でよいのでしょうか? 

「豊かさとは…」「幸せとは…」映画を観終わった後に、このことを素直な気持ちで考え直すきっかけにして欲しいと願っています。


監督:松原保
プロデューサー:榛葉健
音楽:ウォン・ウィンツァン
ナレーション:竹下景子
上映時間:104分

上映日時
8月18日(土)①14時 ②19時
8月19日(日)①10時 ②14時

場所:ありがとうの広場すえひろ
高山市国府町金桶64-1 特選館あじか内
*駐車場あります

ワンドリンク付チケット:一般1,500円 高校生以下1,000円
未就学児は無料(ドリンクはつきません)

チケット販売所
風屋(高山市石浦町7-466)
ありがとうの広場すえひろ
その他協力団体

お問い合わせ
0577−37−2744(風屋)
tsuki1cinema@gmail.com

後援: 高山市  高山市教育委員会  高山市社会福祉協議会
共催(順不同):NPO法人すえひろ、みちのく結心会
協力(順不同): 青空の下つながろう会、アニマルレスキュー飛騨、福島から遊びにおいでよ飛騨高山へ実行委員会、有限会社ブレス
特別協力:伏見七夫氏(獣医)

毎回上映後に希望者で感想をシェアしています。
お時間のある方は、どうぞお話を聞かせてください。

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