今週土曜日再上映「種子(たね)みんなのもの? それとも企業の所有物?」

2018年10月02日
台風に翻弄されている間に、上映日が近づいてきました。

今週土曜日の午後1時半から、風屋で1回のみの再上映になります。

まだ、席はありますので、ぜひご覧下さい。

次の台風の進路も気になるので、電話でのご予約の際、連絡先もお伺いしております。

上映日に荒天が予想される場合、上映は延期します。



今週土曜日再上映「種子(たね)みんなのもの? それとも企業の所有物?」


食の源である種子。
 農業も豊かな食文化も、すべては1粒の種子から始まりました。しかし「緑の革命」以降、工業化された大規模農業が推進される中で、種子は知的所有権の対象となり、グローバル大企業による支配が進められてきました。
 2010年以降、ラテンアメリカでは農民による種子の保存を禁じ、毎回企業から種子を買わなければならなくする通称「モンサント法案」が多くの国をかけめぐります。農民を先頭に、先住民族、女性、市民、さまざまな人たちが声をあげ、大規模な反対運動が起こりました。本作品はこれら人びとの種子を守り、地域の経済や文化、食料主権を守る闘いを描いたドキュメンタリー作品です。

 日本でも種子に関して、大きな変化が起こっています。2017年4月、これまでの日本のコメや大豆、麦の種子を守ってきた主要農作物種子法の廃止が、国会での審議も不十分のまま決定されてしまいました。民間企業に市場が開放され、私たちの食が今まで以上に多国籍企業に支配されてしまう危険もあります。その意味でも、本作品が投げかける問いは、日本の私たちにも無関係ではありません。

全71分
第一部『種子―みんなのもの? それとも企業の所有物?』
 (41分、日本語字幕/日本語吹替え)
第二部『日本の種子はどうなる?―種子法廃止、遺伝子組み換え(GMO)、貿易協定から考えよう』
 (日本語/30分)

原題:SEMILLAS, ¿bien común o propiedad corporativa?
制作:Radio Mundo Real/2017年/スペイン語/39分

カラー/日本語字幕・日本語吹替え/本編41分+解説編30分/2018年

上映日時/10月6日(土)13:30(開場13:00)

場所:風屋(かぜや) 高山市石浦町7-466 ※駐車場あります。

チケット:前売り・予約1,000円  当日1,300円

定員:20席 ※定員になり次第受付終了。前売・予約優先。

チケット販売所:風屋(高山市石浦町7-466)

お問い合わせ
0577−37−2744(風屋)
090-4466-5363(すぎうら)
tsuki1cinema@gmail.com

毎回上映後に希望者で感想をシェアしています。

お時間のある方は、どうぞお話を聞かせてください。

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