つきいちシネマ6月上映「ワンダーランド北朝鮮」座談会 その2
2019年06月17日
6月15日、16日に上映した「ワンダーランド北朝鮮」。
つきいちシネマスタッフ晶子さんがまとめてくれた座談会の様子、第2弾です。
『ワンダーランド北朝鮮』懇談会第2弾です♪
おもしろかったのは、1回目も2回目も、参加された方から「なぜこの映画を選んだんですか?」と聞かれたことです。
つきいちシネマ発起人のまさこさんは、「北朝鮮という国に興味があったこと、メタンガスや太陽光の利用など循環型の社会というチラシの内容に、題材的におもしろいと感じた」との話。
・「北朝鮮」と聞いて、あるイメージをもって観に来た。
想像どおり「将軍様」などたたえる人たち。でも若い人たちは僕たちと一緒やな。最初は、穿った見方ツッコミを入れたい気持ちでいたが、将来の夢、働くことについてなどのインタビューは共鳴するところがあった。
小さい子たちも意外と騒がしかった。幼稚園の場面は違和感がなかった。
・北朝鮮は怖い国だと、わたしたちこそ思わされているんじゃないか。
・将軍様をたたえる歌なども出てきたが、「君が代」も日本と戦った国からすればキケンと思われるんじゃないか。
・どこまで当局の検閲が入っているかわからないかれど、「長く写る」ことに意味がある氣がした。
どこまでが本当か、どこまで気持ちを推し量れるのか。どうしても間にフィルターがある。
相手の懐に入って、相手の思うように撮るのもいいと感じた。関わることで刺激し合い、触れてみて相手の言うことをただただ聴くという方法もありだというところで、貴重な映像だと思った。
→普通に生活している人を忘れちゃいけない。なんでも知らないと怖い。
・以前、隠し撮りされた北朝鮮の映像を観たことがある。政府の人が付き添っていた様子があった。あれを見ていたからいいけれど、見ていなかったら「ふーん、そうなんだ」と普通に「そういうものだ」と観えてしまう映画だった。
・監督が韓国の人なのに、歓迎されているのが意外。「また会いましょう」とお母さん。「行き来できたら経済的にもいい」と青年の意見に驚き。
→昨夜の上映後、スタッフで「行ってみたい」という話が出た。「今日もう一度見たら、韓国の人より日本人の方がヤバいのかも…と思った」
・昨日の上映でも話題になった、田舎道にポツンポツンといる人たちは一体なにをしている人でしょう?どう思われますか?
→食べものがない人?いい季節だから、のんびりしている人?都会に働きにいくバスを待っている人?
・あのプールに平日2万人来るって本当?
→そもそもどうやって入るんだろう?お金が必要?配給?よく働いたらご褒美に行ける?
→わたしが支配者だったら、自分に都合のいい人だけ呼ぶかな〜。
・農民の生活も、観せたい姿だけ。基本子どもには喋らせない。
→隠す部分がわかってしまうので想像するしかない。
・画家の地位は意外と高い?
・以前、小出裕章さんの講演を聴いた時に、北朝鮮の原子炉は核兵器が作れるほどのものではないとの話だった。小出さんの根拠となる情報はなにか、そして日本やアメリカの政府が出す情報は本当なのか?
・なんとなく「こんな国なんだ」ともっと知る機会があれば。わからないなら知る努力をしたい。
・統一を望んでいるとあったが、韓国ではそう思っていない人がいるかもしれない。
・武力と武力で対立するのはやめてほしい。庶民にとっては悲惨なことにしかならない。
日本人ももっと想像力を発揮しないと。
それぞれの人が「これは偏見かもしれないけど」と前置きしながら話をするのが印象的な回でした。
つきいちシネマスタッフ晶子さんがまとめてくれた座談会の様子、第2弾です。
『ワンダーランド北朝鮮』懇談会第2弾です♪
おもしろかったのは、1回目も2回目も、参加された方から「なぜこの映画を選んだんですか?」と聞かれたことです。
つきいちシネマ発起人のまさこさんは、「北朝鮮という国に興味があったこと、メタンガスや太陽光の利用など循環型の社会というチラシの内容に、題材的におもしろいと感じた」との話。
・「北朝鮮」と聞いて、あるイメージをもって観に来た。
想像どおり「将軍様」などたたえる人たち。でも若い人たちは僕たちと一緒やな。最初は、穿った見方ツッコミを入れたい気持ちでいたが、将来の夢、働くことについてなどのインタビューは共鳴するところがあった。
小さい子たちも意外と騒がしかった。幼稚園の場面は違和感がなかった。
・北朝鮮は怖い国だと、わたしたちこそ思わされているんじゃないか。
・将軍様をたたえる歌なども出てきたが、「君が代」も日本と戦った国からすればキケンと思われるんじゃないか。
・どこまで当局の検閲が入っているかわからないかれど、「長く写る」ことに意味がある氣がした。
どこまでが本当か、どこまで気持ちを推し量れるのか。どうしても間にフィルターがある。
相手の懐に入って、相手の思うように撮るのもいいと感じた。関わることで刺激し合い、触れてみて相手の言うことをただただ聴くという方法もありだというところで、貴重な映像だと思った。
→普通に生活している人を忘れちゃいけない。なんでも知らないと怖い。
・以前、隠し撮りされた北朝鮮の映像を観たことがある。政府の人が付き添っていた様子があった。あれを見ていたからいいけれど、見ていなかったら「ふーん、そうなんだ」と普通に「そういうものだ」と観えてしまう映画だった。
・監督が韓国の人なのに、歓迎されているのが意外。「また会いましょう」とお母さん。「行き来できたら経済的にもいい」と青年の意見に驚き。
→昨夜の上映後、スタッフで「行ってみたい」という話が出た。「今日もう一度見たら、韓国の人より日本人の方がヤバいのかも…と思った」
・昨日の上映でも話題になった、田舎道にポツンポツンといる人たちは一体なにをしている人でしょう?どう思われますか?
→食べものがない人?いい季節だから、のんびりしている人?都会に働きにいくバスを待っている人?
・あのプールに平日2万人来るって本当?
→そもそもどうやって入るんだろう?お金が必要?配給?よく働いたらご褒美に行ける?
→わたしが支配者だったら、自分に都合のいい人だけ呼ぶかな〜。
・農民の生活も、観せたい姿だけ。基本子どもには喋らせない。
→隠す部分がわかってしまうので想像するしかない。
・画家の地位は意外と高い?
・以前、小出裕章さんの講演を聴いた時に、北朝鮮の原子炉は核兵器が作れるほどのものではないとの話だった。小出さんの根拠となる情報はなにか、そして日本やアメリカの政府が出す情報は本当なのか?
・なんとなく「こんな国なんだ」ともっと知る機会があれば。わからないなら知る努力をしたい。
・統一を望んでいるとあったが、韓国ではそう思っていない人がいるかもしれない。
・武力と武力で対立するのはやめてほしい。庶民にとっては悲惨なことにしかならない。
日本人ももっと想像力を発揮しないと。
それぞれの人が「これは偏見かもしれないけど」と前置きしながら話をするのが印象的な回でした。
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Posted by かぜや at 20:00│Comments(0)
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