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5月上映「ダムネーション」

2017年04月28日
つきいちシネマ第5弾は「ダムネーション」をお届けします。

チラシには「役立たずのダムを取り壊せ」と過激なキャッチ。

どんな内容なのか、ちょっとドキドキしながらスタッフ内で試写をしました。

見終わって、これはフォローしとかなくちゃと思ったのが「役立たず」というのは、すべてのダムをさしているわけじゃないということ。

老朽化、ずさんな計画などでお役御免のダムを無くそうよ! という内容で、後半でちゃんと語られています。

しかし、映画の中でアメリカの地図に赤い点でダムが記されるのすが、その多いこと。

ひるがえって、日本、そしてここ飛騨高山でもダムはいっぱいありますね…

国は違えど、ダムの存在を見直すきっかけとなる映画です。





チラシには、ダムにカット線とハサミが描かれています。

これは、ダムの管理人の目を盗み、夜中にペンキでかいたもので、ダムの反対派であるアーティストとダムの管理人とのユーモア満載の応酬には、日本の運動にはない、おおらかさを感じます。

ところどころにクスッと笑いを誘うシーンがあるのは、やっぱり「アメリカ」。

また、広大な景色と、川の象徴としてとりあげられている鮭の躍動感も見所のひとつです。

2014年製作と新しい映画だけあって、ドローンを使った撮影や、水中の映像も素晴らしく、これはやっぱり大きな(といっても100インチだけど)画面で見て頂きたい。






なお、「つきいちシネマ」、座席数が20席限定のため、いままで前売り券のみの取り扱いでしたが、今後は電話、メールでのご予約も承ります。

前売り券優先で、定員になり次第その回は受け付け終了になりますので、お早めのご連絡をお待ちしてます。



「ダムネーション」あらすじ(映画公式サイトより引用)
アメリカ全土につくられた7万5千基のダム。
それらの多くは、川を変貌させ、魚を絶滅させ、それにもかかわらず期待される発電・灌漑・洪水防止のいずれにおいても低い価値しか提供していない。
むしろダムの維持には高い経済的コストもかかっている。
そんな負の面ばかりのダムを「撤去」する選択が、アメリカでは現実になってきた。
だが「ダム撤去」が当たり前に語られるようになるまでには、「クレイジー」と言われながも川の自由を求め続けてきた人びとの挑戦があった。
彼らのエネルギーにより「爆破」が起こるドキュメンタリー。

地球の血管にも例えられる川。
ダムが及ぼす影響は、私たち生き物すべてに及ぶ。
ダムが撤去された時、川は解放され、みずから元の姿に回復していく。

本作品が映し出す川の生命力と美しさは、人間も自然の一部なのだということを改めて気づかせてくれる。
そして、技術により自然を征服してきた過去と決別し、新しい未来をつくりだす希望の光を見せてくれる。

製作責任者はパタゴニア創業者のイヴォン・シュイナード。
共同プロデューサーは生態学者で水中写真家のマット・シュテッカー。


提供:パタゴニア
制作:シュテッカー・エコロジカル&フェルト・ソウルメディア 製作責任者:イヴォン・シュイナード プロデューサー:マット・シュテッカー&トラヴィス・ラメル
監督:ベン・ナイト&トラヴィス・ラメル
編集:ベン・ナイト アソシエイトプロデューサー:ベーダ・カルフーン
企画:マット・シュテッカー&イヴォン・シュイナード
配給:ユナイテッドピープル
87分/アメリカ/英語/ 2014年/日本語字幕
後援:WWFジャパン(日本公開に関して)

上映日時
5月12日 (金)10:00
5月13日 (土)19:00
5月14日(日)10:00. 13:30
 各回終了後に30分程度の座談会があります。(随意)

場所:風屋(かぜや)高山市石浦7-466

お値段 一席1000円・子供料金なし
前売り券優先各回限定20席
メール、お電話でのチケットのお取り置き可。

前売り販売所:風屋

お問い合わせ・チケット予約
電話:0577-37-2744(風屋)
メール:tsuki1cinema@gmail.com

*詳しくはお電話、またはメールでお問い合わせください。  

Posted by かぜや at 14:37Comments(0)上映会のお知らせ

「それでも僕は帰る」ご来場ありがとうございました! 感想をご紹介します

2017年04月24日
4月上映「それでも僕は帰る~シリア 若者たちが求めつづけたふるさと」たくさんの方に観ていただけました。

とても重いテーマにも関わらず、これだけの方が足を運んで観てくださったのに感謝です。

今回、初日だけでしたが「つきいちシネマ」初のゲストをお迎えし、お節介にも感じるくらい暖かな人々、美味しい食材、ご飯の話など現地へ行かれた方ならではの臨場感あるエピソードの数々を伺うことができました。

中東というと砂漠のイメージしかなったのですが、四季があって、春には桜に似たアーモンドの花が咲き、冬には雪も降ると伺ってビックリ。

イスラーム教は、戒律が厳しく、女性の地位も低いと思ってましたが、ゲストが旅行された時点でのシリアは、比較的自由で都市部ではタイトスカートを履いて仕事に行く人たちもいたそうで、家庭内でお母さんは最強! うーん、日本と一緒かも?

いろんな宗教、民族の人たちが一緒に暮らしていたシリアでは、原則としてお互い平和に共存してきたそうです。

アラブ人でキリスト教徒という人たちもいるし、場所によってはクリスマスにちょっとしたイルミネーションをつけてみたりなどもある寛容さがあり、今回の内戦は決して宗教戦争ではない、とゲストの方は強調されていました。

また、
「ニュースで報道される、今日は何人亡くなった、シリア難民が何人いるという人数。
亡くなった人の数そのものに、ニュースの悲惨な光景を見てショックを受けるのではなく、そのひとりひとりに家族があり、将来の夢、日常のささやかな楽しみがある、ひとりの人だったということを思って欲しい。
彼ら彼女らは、政権側と反対勢力のどちらが正しいか、なんて興味がないし、大国の思惑や正義なんてどうでもいい。
望むのは、普通の毎日の暮らしを送って、ほんの小さなことで思い悩んだり大喜びしたりする、そんな毎日が戻ることだけ。
自分たちの国が平和になったら、他の同じように困っている国を助けたい。
そんな夢をかなえるためにも、まずは内戦前にあった平和を取り戻せるよう助けて欲しい。」

シリアを愛する、熱いゲストの言葉をお伺いしてから、映画上映に望みました。

今回も、たくさんの感想をいただきました。
掲載許可を得た方のもののみご紹介いたします。





非常に重たいテーマでした。
政府軍が武力でくるのが理解できなかったです。
中東の事って何回聞いても理解できないと言うか、遠い国での出来事という感じでしか受け入れていない自分がいます。
紀元前というか,旧約聖書からの時代という所からいろいろ理解していなくて、ごめんなさい!
シリアの人が沖縄の人達とかぶりました。
亡くなられた方、傷を受けた方々の人生が断ち切られた事に本当に心がいたみます。
何もしていない自分がいますが、何もしていない事が無関心と一緒と思い、恥ずかしい思いで一杯です。
なかむらさんの話が聞けて良かったです。




なかむらさんからのシリアの普通のくらしなど聞けて良かった。
映画はシリアのリアルな状況を知る事ができた。




とても重たい内容でした。
辛い現状で生活していかなければならない人々。
幸せな毎日に居る自分。
不平等、不公平、なんとも言えません。
何かで支援していければと心から思いました。




今も、この地球の上で、あんな戦いが続いているのだなあ…と思った。
一回武器をとってしまうと、終わらせることはとても難しい。
なので、戦わないで話し合うこと、言葉で伝え合うことがものすごく大切なのだなあと思った。
自分の息子があんな風だったら、私はどんなに苦しいだろう、彼らの後ろにいる母や家族の苦しみを思った。
戦いをなくしたいと思う。




インターネットやニュースなどで報道されない現地の映像や状況を見ることができました。
何かシリアの人たちのためにやりたいと思っているのですが、何もしていない自分を日々反省していたのですが、関心を持っていくこともできることのひとつだと感じました。
本当に悲惨なシリアの内戦が一日でも早く終わることを願っています。




シリアの状況もどうなるのかな?
日本もどうなるのかな。




知らないことが世界にはたくさんあり、今回、映画をみて考えさせられた。
ゆっくり考えたいと思う。




それでも「故郷」へ帰るという強固な意志は宗教的なものか、それとも彼ら自身の中に何かがあるのか?
一人の生には一人の重みがある故に、どうすればよいのか、分からないです…。




家族と一緒にいたいだけって言ってたのが印象的で、日本ではそのありがたみがあまりない(忘れられている)気がする。
知らないことだらけで「何も知らない」けど知ろうとはし続けたい。




内戦が起こるまでの状況を今ひとつ理解していない。
特定の人物、グループに焦点が当てられているので、国全体、国民全体がどうなのか、つかみにくい。
ロシア、アメリカの思惑がどうからんでいくのか?




重い映画でした。
すごく破壊された町、今はどうなっているんでしょうね。
主人公21歳の若さとは思えない力強さ。
力強くて、すばらしい歌唱力、すごく心にひびきました。
あらそい、戦いが今でも続いているとしたら言葉が出てきません。
今はもう少しシリアについて知識を得よう…。


  

Posted by かぜや at 18:40Comments(0)アンケート

「それでも僕は帰る」今日は19時から!

2017年04月22日
「それでも僕は帰る~シリア 若者たちが求めつづけたふるさと」 今日は夜7時から、明日は10時、午後1時半からの2回上映です。

いずれの回も、まだ席はあります。

今日の仕事帰りでも間に合いそう、明日の予定がハッキリした、という方、ぜひご連絡を!

お時間があれば早めにご来場いただき、シリアのパネル写真や写真集などを楽しまれてから、映画を観ていただければ。

スタッフ一同、今日もみなさまのお出でを楽しみにお待ちしております!




上映会詳細
日時(変更の可能性あり)
終了しました 4月21日 (金)10:00 +上映前に15分程度、「やさしいこむぎ」の中村さんのシリアのお話しがあります。
4月22日 (土)19:00
4月23日(日)10:00. 13:30
�各回終了後に30分程度の座談会があります。
�上映会前後にスタッフより補足説明をする予定です。

場所:風屋(かぜや)高山市石浦7-466

お値段 一律1000円

お問い合わせ・チケットご予約
風屋の店舗0577-37-2744
tsuki1cinema@gmail.com

*各回20名
*詳しくはお電話、またはメールでお問い合わせください。残席無くなり次第受付終了となります。

*カメラの前で人が撃たれたり、銃撃戦の映像等ございます。お子様同伴の場合は保護者の方の責任の元、宜しくお願いいたします。

監督:タラール・デルキ
プロデューサー:オルワ・ニーラビーア、ハンス・ロバート・アイゼンハウアー
編集:アンネ・ファビニ
国際共同制作:Proaction Film / Ventana Film / NHK / SWR / SVT / TSR / CBC 他 シリア
2013年/52分/アラビア語
ドキュメンタリー 原題:The Return to Homs
日本語字幕  

Posted by かぜや at 13:26Comments(0)上映会のお知らせ

「それでも僕は帰る」明日あさって残席あります

2017年04月21日
「それでも僕は帰る ~シリア 若者たちが求め続けたふるさと」

本日10時から1回目の上映がはじまり、16名の方にご覧頂きました。

終了がお昼過ぎになってしまいましたが、懇談会にも多くの方にご参加いただきました。





チラシに使われているこの画は、映画の主人公の位置づけであるバセットが、銃撃戦のわずかな間に銃を手にまどろむシーンを切り取ったものです。

今日の懇談会でも特に印象的だったという声が多かった場面でもあり、懇談会では、この前後のバセットの表情について、いろいろな解釈をお聞きすることができました。

果たして、どんな思いが彼の脳裏をよぎっていたのか…わかる日がいつか来るのでしょうか。



明日あさって、あと3回の上映ともにまだ席の余裕があります。

残念ながらゲストのお話は今日のみだったのですが、文章でまとめたものをお預かりしましたので、ゲストのシリアを愛する気持ちが少しでも伝わるよう、明日あさってはお話できればいいな、と思っています。

また、ゲストのお知り合いの方が撮られた、平和な頃のシリアの写真を会場に掲示しております。

色鮮やかな建物、なごやかな雰囲気の恰幅のよいおじさんやおばさん、笑顔のこどもたち、そしてとーっても美味しそうな料理!

内線以前のシリアの写真集もお借りしております。

上映時間より少し早めに来場の上、こちらをじっくり見てから映画をご覧いただくのがお薦めです。





上映会詳細
日時
終了しました4月21日 (金)10:00 +上映前に15分程度、「やさしいこむぎ」の中村さんのシリアのお話しがあります。
4月22日 (土)19:00
4月23日(日)10:00. 13:30
�各回終了後に30分程度の座談会があります。
�上映会前後にスタッフよりシリアや映画について補足のお話をいたします。

場所:風屋(かぜや)高山市石浦7-466

お値段:1座席1000円

お問い合わせ・チケットご予約:0577-37-2744(風屋) tsuki1cinema@gmail.com

*各回20席。前売り優先。席が無くなり次第、その回は受付終了となります。
*詳しくはお電話、またはメールでお問い合わせください。

*カメラの前で人が撃たれたり、銃撃戦の映像等ございます。
 お子様同伴の場合は保護者の方の責任の元、宜しくお願いいたします。

監督:タラール・デルキ
プロデューサー:オルワ・ニーラビーア、ハンス・ロバート・アイゼンハウアー
編集:アンネ・ファビニ
国際共同制作:Proaction Film / Ventana Film / NHK / SWR / SVT / TSR / CBC 他 シリア
2013年/52分/アラビア語
ドキュメンタリー 原題:The Return to Homs
日本語字幕  

Posted by かぜや at 17:10Comments(0)上映会のお知らせ

それでも僕は帰る~シリア 若者たちが求め続けるふるさと

2017年04月09日
この映画の上映を決定後、シリアでの化学兵器使用疑惑、アメリカによる空爆と日本でもトップニュースで取り上げられる情勢となってしまいました。

6年間、ずっとずっと悲惨な事態は続いていたのだと映画を観てわかってはいたのですが、終息がまた一段と遠くなってしまい、いつになったら安心して暮らせる日が来ることか。

世界中、そして国内でも不穏な動きが感じられ、薄ら寒い空気がねっとりまとわりついてくるようなこの頃です。


この映画の題名は「Return to Homs」。

「シリア革命の首都」と呼ばれる街ホムスで2011年8月から2013年4月にかけて、非暴力の民主化運動が武器を手に戦う戦闘へと変わっていく青年たちの有様を描いたドキュメンタリー映画です。

ホムスへ、ふるさとへ帰りたい! という彼らの思いが、私には3月に上映した「LIGHT UP NIPPON」での東日本の人々の地域への思いと重なってみえました。

見る影もなく破壊されつくした建物が続くホムス。

津波ですべて流されてしまった東北の地。

それでも帰りたい! と願う人々。




今回、金曜日の上映回のみ、上映前に15分ほど映画では語られていない平和で豊かな時代のシリアのお話などを、高山在中でシリアに何度も訪れているゲストに伺います。

また、「シリアのパン」のチャリティー販売もありますよ。

金曜日のみの予定で、20個の限定販売。

売り上げはすべてシリアに関わる団体への寄付になります。



シリアの子供達の映像に心を痛め、何か自分にできることをと思った方、ぜひご参加ください。

そして、自由参加の懇談会で話し合いましょう!

みなさものお越しをお待ちしております。






上映会詳細
日時(変更の可能性あり)
4月21日 (金)10:00 +上映前に15分程度、シリアのお話しがあります。
4月22日 (土)19:00
4月23日(日)10:00. 13:30
�各回終了後に30分程度の座談会があります。
�上映会前後(未定)にシリア情勢についてスタッフより補足説明をする予定です。

場所
風屋(かぜや)
高山市石浦7-466

お値段
一律1000円

お問い合わせ・チケットご購入
風屋の店舗
0577-37-2744
tsuki1cinema@gmail.com
*各回20名
*詳しくはお電話、またはメールでお問い合わせください。
*全席予約席のみとなります。
*カメラの前で人が撃たれたり、銃撃戦の映像等ございます。お子様同伴の場合は保護者の方の責任の元、宜しくお願いいたします。

監督:タラール・デルキ
プロデューサー:オルワ・ニーラビーア、ハンス・ロバート・アイゼンハウアー
編集:アンネ・ファビニ
国際共同制作:Proaction Film / Ventana Film / NHK / SWR / SVT / TSR / CBC 他 シリア
2013年/52分/アラビア語
原題:The Return to Homs
日本語字幕

  

Posted by かぜや at 23:08Comments(0)上映会のお知らせ

3月上映ご来場ありがとうございました! アンケートのご紹介③

2017年04月02日
前回は4月映画のご紹介でしたが、ふたたび3月上映「LIGHT UP NIPPON」の掲載許可をいただいたアンケートをご紹介します。

*小さな思いも大きくなって感動を与えることができる。力強く生きていこうという元気をもらえた映画でした。とても良かったです。




*感動しました。人の力のすごさを感じました。




*震災から6年が経ちますが、人たちの心、メンタルケアは、まだまだだと思います。

映画の花火があがった時は、こみあげるものがすごく涙がでました。

ずっと東北を忘れずにいることがエールだと思いました。すごくいい映画でした。いつもありがとうございます。



*花火はどんな時でも誰にとってもきれいだなと思いました。




*すばらしい方がたくさんみえる事に心強く思いました。

このところ東北が忘れ去られそうになっている時に、こういう上映はすばらしい支援になると思いました。




*イベントや取り組みについて知る機会は多くあっても、その裏側にあるたくさんの人の思いの一つひとつを聞くことはなかなかないので、いい映画だなあと思いました。

人の思いが日本を動かしていること、大きなものの内側、裏側には小さな人間一人ひとりの思いがあることを実感しました。そういうところに目を向け、大切にしていきたいと思いました。




*私の耳が悪いのか聞き取れない所が何回かあり、非常に残念でした。とうじょうしてくる一人一人の言葉を真剣に確実に受け止めたいと切に思いました。

とにかく、ひたすら前向きで、どこまでも明るい、最後まであきらめないその姿に圧倒され続け、勇気をいただきました。皆さんの思いを胸に刻み続けます。

映画を上映して下さって感謝します。






以上で今回の映画に頂いた、今手元にあるアンケートはすべてご紹介を終えました。

上映後にアンケートを持ってきて下さった方もいらっしゃいました。

毎回たくさんのアンケートをありがとうございます。



今回は、試写と実際の上映後で、スタッフ内の評価がガラリと変わった映画でした。

この映画の持つ明るい雰囲気と、イベントとして花火を上げるための金銭の説明などが、東日本大震災という大きな出来事に対して、ちょっと軽すぎるのでは? というのがスタッフ内で試写を終えた時の感想だったのです。

しかし、「花火をあげる」と決意した高田さんの今までの背景や、LIGHT UP NIPPONのその後を追うことで、映画の前後の道のりが見えてきて、上映会ではつたない説明ですが上映前後に話させていただきました。

また、上映時、中に入っていたスタッフからは、会場内の雰囲気にも影響され、集って、作品を観るという意義や醍醐味を感じた、という感想もあり、みんなで映画を観るっていいなあと、しみじみ感じた今回の上映でした。

4月の映画は3月の映画での経験を糧に、映画をより深く観て頂けるようスタッフ一同、準備中です。

シリア内戦の「リアル」ということで、距離を置かれる方が多いかと思いきや、観たいという声がけっこう寄せられていて、しかも今までで一番男性の比率が多くなりそう。

チケットは前売り券が優先となりますので、予定が決まり次第お早めのご購入を、ぜひ!


「それでも僕は帰る」上映会詳細
日時(変更の可能性あり)
4月21日 (金)10:00 +上映前に15分程度、「やさしいこむぎ」の中村さんのシリアのお話しがあります。
4月22日 (土)19:00
4月23日(日)10:00. 13:30
�各回終了後に30分程度の座談会があります。
�上映会前後(未定)にシリア情勢についてスタッフより補足説明をする予定です。

場所
風屋(かぜや)高山市石浦7-466

お値段
一律1000円

お問い合わせ・チケットご購入
風屋の店舗
0577-37-2744
tsuki1cinema@gmail.com
*各回20名
*詳しくはお電話、またはメールでお問い合わせください。
*全席予約席のみとなります。
*カメラの前で人が撃たれたり、銃撃戦の映像等ございます。お子様同伴の場合は保護者の方の責任の元、宜しくお願いいたします。

監督:タラール・デルキ
プロデューサー:オルワ・ニーラビーア、ハンス・ロバート・アイゼンハウアー
編集:アンネ・ファビニ
国際共同制作:Proaction Film / Ventana Film / NHK / SWR / SVT / TSR / CBC 他 シリア
2013年/52分/アラビア語
ドキュメンタリー 原題:The Return to Homs
日本語字幕




  

Posted by かぜや at 12:32Comments(0)アンケート

4月上映「それでも僕は帰る」

2017年04月01日
4月の「つきいちシネマ」上映会は「それでも僕は帰る」。

チュニジアから始まった「アラブの春」と呼ばれる、非暴力による民主化運動の波がシリアにも訪れ、初めは歌や映像で訴えていた若者達の運動が、武器を持ち、果てしない戦闘へと変わっていく様を描いた映画です。

映画では戦争の「リアル」を垣間見ることができますが、そうでない普通のシリアも伝えたい。

ということで、今回の上映会ではシリアをはじめ中東地域に何度も足を運ばれ、大学でも専攻された中村さんにお話を伺うことになりました。

すでにお配りしているチラシでは21日金曜日は10時からの上映になっていますが、この15分ほど前から紛争以外の平和で美しい、日常の画像をまじえながら中村さんにお話を伺います。

中村さんは「やさしいこむぎ」というお店の店主さん。

やさしいこむぎ日記」をひだっちブログで書いていらっしゃいます。

お店では、中東への関心を持ってもらえるように「シリアのパン」と名付けたパンも販売していらっしゃるんですよ。

残念ながら今は休業中なのですが、上映会に「シリアのパン」を焼いて持ってきて頂けることになりました。

画像のパンですが、こちらの売り上げは全額寄付にまわります。

上映会にあたってスタッフで中村さんにお話を伺ったのですが、「美味しい物がたくさんあるのよ」と食べ物の話でも盛り上がり、上映後の懇談会でも、多方面からみたシリアのお話をたくさんうかがえるのではと楽しみにしております。






上映会詳細
日時(変更の可能性あり)
4月21日 (金)10:00 +上映前に15分程度、「やさしいこむぎ」の中村さんのシリアのお話しがあります。
4月22日 (土)19:00
4月23日(日)10:00. 13:30
�各回終了後に30分程度の座談会があります。
�上映会前後(未定)にシリア情勢についてスタッフより補足説明をする予定です。

場所
風屋(かぜや)
高山市石浦7-466

お値段
一律1000円

お問い合わせ・チケットご購入
風屋の店舗
0577-37-2744
tsuki1cinema@gmail.com
*各回20名
*詳しくはお電話、またはメールでお問い合わせください。
*全席予約席のみとなります。
*カメラの前で人が撃たれたり、銃撃戦の映像等ございます。お子様同伴の場合は保護者の方の責任の元、宜しくお願いいたします。

監督:タラール・デルキ
プロデューサー:オルワ・ニーラビーア、ハンス・ロバート・アイゼンハウアー
編集:アンネ・ファビニ
国際共同制作:Proaction Film / Ventana Film / NHK / SWR / SVT / TSR / CBC 他 シリア
2013年/52分/アラビア語
ドキュメンタリー 原題:The Return to Homs
日本語字幕







  

Posted by かぜや at 17:36Comments(0)上映会のお知らせ